フラッシュバックとは、過去の受けた強いトラウマ体験(心的外傷)をうけたものが、後になって、なんらかの事柄が引き金となり発症する症状です。昔に起こって忘れていたはずの辛い記憶が走馬灯のように自己コントロールが出来ずに、ずっと続いてしまう。それにより日常生活が困難になる状況もあります。心的外傷ストレス症候群(PTSD)などが該当しますが、大きな事故や事柄だけではなくて、その人にとって心に大きな傷を受けた事柄で、それが癒されることなく、忘れ健在意識から排除してしまい、潜在意識の中にもぐりこんでいたものが、何らかのショックで、顕在意識に上がってしまい、自己コントロールが出来ない状況となります。

診療内科や精神科にいっても、自身の状況をきちんと詳しく説明できなければ統合失調症やうつ病に入れられてしまう可能性もあるので注意が必要です。自己コントロールが出来ず、昔にあった辛い事柄が走馬灯のように、次から次へと浮かんで消えない。その内容が、一見どんなくだらないと思える内容であっても、コントロール出来ないこと自体に大きな問題があることを自らが見逃してはなりません。

自身がまず落ち着く方法としては、今現在にある精神的な悩みの解決策を見つけること。そしてその後、その繰り返し思いだされる問題ときちんと向き合い、カウンセラーか精神科医のサポートの元、自身の心の傷と向き合いメンテナンスをしていくことで、フラッシュバックは徐々に収まってきます。